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なぜ頭ではわかっているのにパチンコのやめ時で悩むのか?我、プロスペクト理論の支配下にあり









 こんな状況、誰しも経験あるのではないでしょうか?

ある日のパチンコでの出来事、比較的少ない投資額で5連チャン、5000発の出玉を獲得。

後ろを振り返った後、「う~ん・・・今やめれば高換金店だし¥15000のプラスか」

ただこの台は数えてみたら¥1000で25回は回っている、ボーダープラス3回以上はあります。

「待てよ、回る台は粘った方が良いのはわかっているけれど逆に飲まれるリスクだってあるわけだ」

大勝ちとまではいかないけれど¥15000勝ちは十分、パチンコは欲張らず小さな勝ちを積み重ねだ。

という判断で、後ろ髪を引かれる思いはあったがヤメ。






まだ出るとは限らないわけだし、連チャン後きっとハマるに違いない。

今まで粘っても何度飲まれたり、せっかくの勝ち分を減らしてきたか・・・

そうそう、いつもほどほど出玉がある良いところで深追いせずやめてきたじゃないか。

事実¥15000も勝っている、勝ち分を減らしてしまうリスク回避したのだからこの判断は正しいはずだ。

「さて、この選択は正しかったでしょうか?」





いわゆるパチンコの止め時で考えた局面です。

「パチンコで勝つ事」を目的とした場合、一番期待値が大きくなる最善の選択をしなくてはいけません。

100%勝つ方法などないですが、たとえ1%でも勝率を上げるベストを尽くす必要があります。

期待値とはいわば、平均勝ち額(見込み額)で誰でも高い台を打ちたいものです。

当たり前ですがパチスロでいえば設定4より、さらに期待値が大きい設定6の方が良いですよね。






ただ一点、打つかやめるかで「迷う」というのは少し違和感を感じないでしょうか。

もしパチンコの立ち回りというものをしっかり理解している場合、選択の場面では一貫性があるものです。

実はこのやめようか続けようか?の状況には、一つの心理状態が大きく関わっています。

アメリカのダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)という心理学者が1979年に発表した、

「プロスペクト理論」です。





理論といってもまったく難しいものではありませんのでご安心ください。

プロスペクトを日本語訳すると「予測」や「見込み」になります。

ここで質問ですが、次の選択があった場合、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

ケース(1)---------------------------

 A・無条件で¥100万をもらえる

 B・1/2の賭けをして、もし勝ったら¥210万もらえるが、負けたら¥0

-----------------------------------






この質問を整理してみます。

この二択の場合、ほとんどの人が確実に利益を得られるA・¥100万をもらえるを選びました。

なぜなら100万を確実にもらえる選択があり、いくら2分の1で¥210万といってもリスクがあるから。

一応、Bで当たった場合ボーナスとして+110万と少しだけ配当を多くしてありますが影響しないですかね。

しかし無理に危険を冒してまで欲張るのでなく、確実性がある方を選ぶといった根拠ではないでしょうか。






次の質問はどうでしょうか?

全問との違いが一点、「あなたには¥200万という大きな額のパチンコでの借金があります」

この状況を踏まえて次のどちらを選択しますか?

ケース(2)---------------------------

 A・無条件で借金を¥100万減額してもらえる

 B・1/2の賭けをして、もし勝ったら¥210万もらえるので借金ゼロ、ただし負けたら¥0

-----------------------------------





この質問を整理してみます。

この状況ではBを選ぶ人が多いのです。

¥200万という借金があり、この先の年月を考えれば返済は容易なことではありませんね。

1/2でも一気に借金がチャラになるのであれば、リスク承知で勝負したいからではないでしょうか。





・ケース(1)の場合は、いつでも利益が獲得できる場面では「確実性」を選択する傾向にあるといえます。

・ケース(2)の場合は、損失(借金)を抱えた状況では「リスクを追求」する傾向にあるといえます。





なぜ自分の置かれた状況によってこのように選択が変わってくるのか不思議ですね。

はるか昔の人間の祖先は、小さな哺乳類で常に大きな外敵からの危険に常にさらされていました。

毎日満足できる量の蓄えはないけれども、襲われる心配のない安全な家で少ない食料でも食べていけます。

食料も取るにも命がけなので、満足したいと欲張ってまで敵がたくさんいる狩りは行くのは死の危険があります。

家に食料が確保できているうちは、極力危険(リスク)を回避しないと生き延びれなかったわけです。






もしも手元に利益が獲得できる場合、

「少なくても良いから、すぐに利益を確定したい衝動にかられます」

逆に、損失を抱えた状態では、

「リスクがあっても、一気に損失を挽回したい衝動にかられます」

この心理に突き動かされる状態を「プロスペクト理論」と言います。






人間は、

「損失に対して強い恐怖を持っている生き物です」

せっかく手に入れたものを手離したくない!

そんな1/2の博打で2倍じゃまったく釣り合わない、そもそも無条件で得られる機会を逃すなんて・・・と。

きっと遺伝子レベルで生まれつき誰にもすでに備わっているもの、いわば本能に近いのでしょう。






だから儲かっている局面では、せっかくの利益を失う事を恐れて早く財布にしまいたくなるのです。

損失を抱えた状態では、一刻も早くこの苦しさから逃れたいがためリスクを取ってでも賭けに出たくなります。





では、冒頭のパチンコにおいて最善の選択とは何であったか?です。

先ほどのケース(1)(2)両方の「期待値」を表してみます。

 A・無条件で¥100万をもらえる= 期待値プラス¥100万

 B・1/2で勝ったら¥210万、ただし負けたら¥0= 期待値プラス¥105万

Aが+¥100万に対して、Bは+¥105万です。






ケース(1)の確実性を優先してリスクを取りたくない局面ですが、+5万円期待値の多いBを選ぶのが正解です。

ケース(2)も同様にBの方が、+5万円期待値多いのでBを選ぶのが正解です。





このように、

「パチンコは常に期待値がより高いものを、
選択する事が最善になります」


人間の感情や気分的なもので変わってしまう事はありません。

借金があるないという個人的な状況で、立ち回りが180度変わるのは変ではないでしょうか。

パチンコで勝つ事が目的とした場合、常に期待値が最優先です!

¥1000で25回ある優秀台に座れたのであれば、迷わず期待値の高い選択「打ち続ける」一択になります。





追記:

では回らない台、ボーダー以下の台の場合、プロスペクト理論を考えるとどうなるか?ですが、

期待値が既にマイナスなので、トータルの負けは確定しています。

1日単位の勝ち負けは多少のブレはありますが、いつ打っても、いつ止めてもどちらでも同じです。

期待値がマイナスでもうまくやればと思っても、トータルで負けが勝ちにひっくり返る事はあり得ません。

還元率が100%を下回っているので、止め時を意識せずとも常に損大利小の枠にいるという事です。

ボーダー以下の場合はプロスペクト理論以前に負けるので、打ってはいけないのが正解です。





ところがプロスペクト理論によって、本来わかっているはずの立ち回りにブレーキがかかってきます。

「飲まれたら嫌だからやめたい」、「せっかく勝っているのにもったいない」感情が強烈に出てきます。

せっかく高い期待値の台、大きく勝てるチャンスであるのに、期待値を放棄して「ヤメ」という選択をします。

さらに、「これで良かったのだ」、「きっと粘っていれば飲まれていた」と自分の選択を正当化してしまいます。

時には粘って飲まれたりしたら「やっぱりな!やめておけばよかったんだ!」と強く思うわけです。

粘るのは損!の二重ロック状態に行き着きます。






パチンコを打つ90%以上の人が陥ってしまう思考です。

一度冷静に考えてみてください、パチンコでなぜ勝つ人と負ける人の差がでるのか?

この言葉を絶対に覚えておいてください。

周りの人と同じ事をやっていれば、
みんな同じ結果になる


パチンコを打つ90%の人と同じ考え方、行動、立ち回りで打っていれば収支はどうなりますか?







専業さんと一般の方の違いとして、「勝った時の金額」が大きく違うのが顕著です。

よくあの人は10何箱出しているなと不思議に感じる方を見たことがあると思います。

何か特殊な事をやっているのではなく、ただ¥1000で25回のような優秀台をひたすら打っているだけです。

長時間打って、初当りを7回~8回と重ねて結果、夜ごろには何万発持っているケースです。

初当りを何回も重ねてがポイントで、逆に初当り1回や2回で10000発超えなどめったにありません。







もちろん毎回そんなにうまく出る事はないのですが、ボーダープラス3回以上を終日打っていれば、

2万発以上はまったく珍しい事ではありませんし、十分射程圏内です。

自分の感情や不安よりも、期待値の高い台をただ追うことだけを一貫して実践しているだけなのです。

パチスロで明かに高設定とわかったら、2箱出てそろそろハマリそうだからと簡単にやめたりはしないですね。





プロスペクト理論に支配されていると、少しでもプラスになったらやめて利益確定してしまいます。

常に飲まれてしまうのを気にしているため、当然勝ち額は1~2万程度と少なくなるのは避けられませんね。

それなのに、負ける時は損失を取り戻そうと4~5万を平気で突っ込んでしまいます。

勝ち額と負け額の均衡が取れず、せっかく回る台を打っても大きく勝てる機会を逃しています。

ゆえに勝ち額は小さく、負け額は大きい、
「損大利小」となります






私もパチンコを始めた頃は少し出れば即ヤメ、負ける時は数万円平気で打っていました。

一応、回る台は意識してましたが(ボーダー+1~2回?)、とんでもなく負けましたね。

もう持ち玉が減るのがもったいなくて仕方なかったのはよく覚えています。

そんな感じなので1日のうち、現金投資で打っている時間の方が多いから負けて当然です。

「ハマリのほとんどが現金投資ですからね」

コチラモ参考に:貯玉をして有利な勝負をするべき!(持ち玉で打つメリット)






ボーダープラス3回以上の台を掴んだらトコトン打った方が収支は確実に上がります。

やめる時は閉店1時間前、勝率は65%は超えますが、言い方を変えれば3回のうち1回は負けます。

それこそ「あそこでやめておけば・・・」と減らしてしまう日も30%以上もあります。

ここはもっとも理解されにくいのですが、私は別に飲まれても良いという心構えで打っています。

どうやってもハマリは避けられないものですから、同じハマるにしても回る台でハマれば良しとします。

現金投資の4円でハマルより、1玉あたり安く打てる持ち玉でハマれれば良いのです。





かく言う私も、実は損失に対して非常に恐怖を持っています。

実際は回る台を掴めば絶対やめないのですが、時折やめたい衝動に襲われます。

主に「後ろの箱数を数えた時」です。

頭の中で、今いくら分あるなと無意識に金勘定してしまった瞬間がもうピークです。

すぐに席を立ってトイレで顔を洗って気持ちをリセットしないと耐えられないほど強いです。

ですので、打っている間は今どのぐらい勝っている、玉があるのは考えないようにしています。





期待値が大事だというのを、一撃で吹き飛ばすほどプロスペクト理論の衝動は耐え難いのです。

感情や思い込みでパチンコ含め投資を始めれば、悲惨な結果になるのは確実です。

間違った判断を正しい判断だと思い込ませてしまう、本当に厄介なものだと痛感しています。






先日、投資を生業としている方にお会いしました。

チャート(折れ線グラフみたいなもの)と、総資産額も見せてくれました。

秒単位で相場は上げ下げを繰り返してますが、まだ利益確定はせずずっと持ち続けて状態でした。

「今、相場が下がれば含み益は減っていくんですよね?」と聞いたら、そうだと。

含み益の表示は「1060万!」です。

もう利益確定した方が良いじゃないですか?と言ったらそれは違うらしいのです。





この人の心臓はどうなっているのかと思うほどでしたね。

まさにプロスペクト理論を克服している人だと・・・・感服しました。

パチンコもFXや株と同じ「投資」に属します。

正直、自分は投資もやればきっと成果が出せると思っていました。

「完全に甘く見ていた・・・」

自分は誘惑や恐怖に勝てるような人間ではないとはっきり自覚しましたね。






プロスペクト理論を克服するのは本当に容易ではありません。

克服できるような人は莫大な富を築いて当たり前ぐらいな人です。

ただ、人の行動にはこういうものがあると知っているだけで投資以外でも役立つ場面があると思います。

小手先の技術では勝てない世界で、「メンタル」が大事だと感じました。

興味のある方はプロスペクト理論をじっくり調べてみてください。











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ごあいさつ

元店長:まつたけ侍

前職はパチンコ店の店長
経験を生かし?パチプロに。

・ビギナーからプロまで
・パチンコの裏も表も暴露
・内容の濃い情報にこだわる

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